口腔外科

口腔外科医が在籍。
専門医療機関とも連携して対応

ALIS DENTAL CLINIC 院長 有吉  誠一

有吉 誠一

Ariyoshi Seiitchi

当院長は、口腔外科医として数々の症例実績を有する歯科医師です。当院において難症例を含む幅広い症状に対応することができます。 また医科をはじめとする他分野の処置が優先される場合や、全身麻酔が必要といった特殊なケースにおいては、専門医療機関へご紹介することも可能です。気になる症状がありましたら、まずは当院にご相談ください。

口腔外科とは

口腔外科(こうくうげか)は、お口の中やその周辺の病気を外科的な方法で治療する診療科です。親知らずの抜歯をはじめ、インプラント治療、口内炎、顎関節症、噛み合わせの異常など、口の中の歯や歯茎、舌、粘膜、顎、唇、また顎の骨や関節など顔周辺の口腔部位に生じた症状に対応します。

口腔外科で扱う主な疾患

  • 顎関節の疾患(顎関節症、顎関節強直症、顎関節脱臼等)
  • 口腔粘膜疾患(口内炎など)
  • 親知らず等の抜歯
  • インプラント治療
  • 粘液嚢胞の摘出
  • 歯周外科(重度歯周病治療)
  • 炎症(顎骨炎)
  • 口唇裂口蓋裂などの不正咬合
  • 顎顔面の外傷(骨折、歯の損傷、軟組織の外傷)

対象となる主な疾患・
治療法について

顎関節症・歯ぎしり

  • 口を開けると音がする(関節雑音)
  • 口が開かない、開けにくい(開口障害)
  • 口を開けると痛い(開口時痛)

上記のような顎を動かす筋肉や顎の関節が、正常に機能しない症状が顎関節症です。近年では「歯科の三大疾患の一つ」と言われるほど、多くの人が悩みを抱える疾患です。特に20~24歳の女性に多いとされています(厚生労働省歯科疾患実態調査より)。

顎関節症や歯ぎしりの原因

顎関節症や歯ぎしりは、ストレスや生活習慣、噛み合わせや外傷の既往など、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。そのため、まずは診察や検査を通して原因を究明することが重要です。

顎関節症や歯ぎしりの治療法

  1. マウスピース治療 現在の顎関節治療の第一選択になることが多いのが、マウスピースを用いた治療です。顎関節症の多くは噛み合わせや顎の位置の異常から起こるため、正しい顎の位置に誘導してくれるマウスピース(ナイトガード)を就寝時に口に装着することで、顎関節の安静化を図ります。
  2. 運動療法 顎関節を動かす体操を医師と一緒に、または患者様ご自身に行なっていただくことで関節の動きを整える方法です。正しい動かし方にはコツがあり、誤った方法で行うと逆効果になりますので、必ず医師の指導のもと行うようにしましょう。
  3. 生活習慣の改善 日頃の生活習慣を振り返り、顎に負担をかけている行為や癖、ストレスの原因などを見直すことで改善を図ります。
  4. 物理療法 マッサージや熱、電気を用いて顎関節の血流を促す方法です。老廃物を代謝したり、腫れや痛み、ストレスを軽減させることで顎関節症の改善を図ります。
  5. 薬物療法 消炎鎮痛薬によって痛みと炎症を抑えます。
  6. 正しい噛み合わせを整える治療 歯並びの矯正や、詰め物・被せ物の着け替え、インプラント治療などによって正しい噛み合わせを整えることで、顎関節症の原因である不正咬合を治療する方法です。
  7. 外科治療 非常に稀ではありますが、以上の方法でも改善がない場合は、関節の中を洗浄したりする外科処置を行うケースがあります。

いずれにしても、まずは症状を引き起こしている原因を知ることが大切です。当院には、顎関節症に対する治療についても豊富な経験を持つ医師が在籍しています。患者様のお気持ちに寄り添いながら診療を進めてまいりますので、口や顎周りに気になる症状がありましたら、まずはお気軽に当院へご相談ください。

口腔外科で扱う主な治療法

口腔粘膜疾患(口内炎など)

「口内炎がなかなか治らない…」といった場合にも、検査をしてみると一般的なアフタ性口内炎ではなかったというケースがあります。口腔粘膜とは、唇・歯茎・舌・天井部分・頬の内側などを指し、この部位は口内炎から癌(口腔がんや舌がん等)までさまざまな病気になる可能性があります。何か異変や違和感に気づいた際には、なるべくお早めに当院へご相談ください。

親知らずの抜歯

親知らずがまっすぐ生えており、正常な状態で噛み合っていれば基本的には問題はありません。しかし、親知らずが斜めに生えていたり、歯茎の内部で隣接する歯を圧迫している場合など、親知らずを残すリスクの方が高いと判断されるケースでは抜歯をする必要があります。

親知らずの抜歯について

インプラント治療

インプラントとは、歯の根(天然歯根)の代用となる人工歯根を指します。このインプラント本体を外科手術によって顎の骨の中に埋入し、その上に人工の歯を取り付けることで、失った歯の機能回復を図ります。入れ歯のような違和感がなく、ご自身の歯とほとんど同じように噛めるようになります。

インプラント治療について

歯周外科(重度歯周病治療)

歯周病の症状が進行してしまうと、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の深い部分にまで歯石が溜まり、通常の治療では取り除くことができない場合があります。こうしたケースでは、麻酔をしてから深い部分の根の表面を滑らかにすることで汚れを付着しにくい状態にし、さらに炎症性の組織を取り除くことで状態の回復を図ります。必要に応じて、歯肉を支える骨を増やす薬(保険適用外)を用いる場合もあります。

粘液嚢胞の摘出

粘液嚢胞とは、お口の中にできる丸くて軟らかい粘膜が小さく膨れ上がった腫瘤(しゅりゅう)です。口の粘膜を誤って噛んでしまった場合など、外からの刺激によって唾液をつくる組織から唾液の出口までの筒状の通路が詰まり、周囲の組織に唾液がたまることで袋状になった状態の病気です。

噛んでしまうことの多い下唇の粘膜や、頬の粘膜に発症することが多く、自然につぶれたりできたりという状態を繰り返すと、次第に硬くなっていきます。その場合、改善するには摘出する必要があります。(症状に応じて専門機関へとご紹介させていただきます。)

歯牙再植

怪我や事故などで歯が抜けかかった状態(脱臼)、または完全に抜けてしまった状態でも、早期に歯を元の位置に戻すことで再び歯が生着する可能性があります。そのときに重要なことは、歯の根の部分にある組織(歯根膜)が傷つかずに残っていることと、汚染されていないことです。

そのため、抜けてしまった歯は汚れを強く拭き取ったり水で洗い流したりはせず、保存液や牛乳があればその中に入れて保存しましょう。どちらもなければ、軽く汚れをとってから口の中に入れておくことで、歯根膜の変性を防げるでしょう。それからすぐに歯科医院で診てもらいましょう。